銀行カードローンは総量規制対象外だが、消費者金融は対象になる

カードローンやキャッシングの細かな区分けについて分からないと、総量規制の対象か対象外かもわかりません。

 

カードローンにはいくつか種類がありますが、大きく分けるとその決まりが銀行法で定められているか、貸金業法で定められているかの2つに分けられます。

カードローンを規制する法律
その1:貸金業法
その2:銀行法
その3:利息制限法etc

 

貸金業法は、貸金業者を対象とした法律です。貸金業者とは、消費者金融や信販会社などをいいます。クレジットカードも銀行が発行した以外はこれに含まれます。

 

一方、銀行法はその名の通り銀行を対象とした法律になります。

総量規制は貸金業法で定められている

総量規制とは貸金業法で定められているものです。つまり、消費者金融や信販会社が扱っているカードローンは対象の規制ということです。年収の3分の1以上の貸付はしてはいけません。これは利用者側ではなく貸金業者側に課された義務になっています。

 

一方、銀行カードローンは銀行法が適用されるため、総量規制対象外となります。

 

 

銀行カードローンのように、総量規制対象外の借入は制度としては年収による借入額の制限はありません。理屈の上ではいくらでも融資して構わないことにはなっています。
一方消費者金融の場合は制限がありますからいくらでもという訳にはいきません。また、カードローンの申し込みをした人の年収をチェックする必要もあります。限度額が50万円以下の比較的少額の借入であれば審査の際に年収の証明書類を提出する必要はありませんが、それ以上であれば法律で提出を求めることになっています。

 

一方、銀行のカードローンであっても大口の借入であれば証明書類が必要となりますが、これは返済能力があるか確認するためのものです。ただし、一般的に言われていることとしては消費者金融と比べて審査が厳しいのではということになっています。
また、銀行の場合は審査に時間がかかることもあります。

 

総量規制対象外の借入額は総量規制の借入額の計算には含まれません。そのため、銀行カードローンで既に年収の3分の1を超える借入をしている状態であっても消費者金融系のカードローンでの借入に制限がかかることはありません。

 

また、クレジットカードに付帯しているショッピング枠とキャッシング枠のうち、ショッピング枠は割賦販売法が適用されるため、これも総量規制の対象外となり、借入額に合算されることはありません。